ABOUT
寺のこと
本 尊
虚空蔵菩薩
こくうぞうぼさつ
智慧や福徳を授ける ご利益がある
弘法大師も若いころに虚空蔵菩薩の
修行に励み 学業を成就された
ふどうみょうおう
不動明王
現世利益の仏様
剣や炎で我々の煩悩を滅し
正しい道に導いて下さる
こそだてじぞうそん
子育地蔵尊
子どもたちを守るお地蔵様
県内外問わず、多くの子ども達が
この地蔵さまにお参りされている
西光寺と虚空蔵菩薩様
西光寺は1687年(貞享四年)に開山。盛行法印が平戸藩主 松浦棟(たかし)公より境内地約五町の寄進を受け、祈祷寺として現在の地に建立された寺である。
【 歴 史 】
約450年前室町時代の末頃、元々清水の湧く休息所であった原野の中の大石に、虚空蔵菩薩様が現れ霊地となった旨が「虚空蔵堂記」(著:五世住職権大僧都法印圭盎恵空:宝暦六年※1756年)に記されている。
その後、江戸時代初め頃、家棟(現佐世保市矢峰町)の中倉氏(空音坊法印盛行)が幼時から現在お寺のある場所が霊場として相応しいところであると考えてやって来た。
そして、空音坊法印盛行はこの霊石を祀り、原野を開き植林を行い、堂宇を建立した。
江戸時代貞享四年に領主壱岐守松浦陳公が巡遊の折、この地を訪れ寺号が定まっていないことを惜しみ、廃絶しかけていたことから佐々西光寺の寺号と本尊阿弥陀如来の尊像を遷すことを許可された。これよりこの霊地は東嶽山長命院西光寺となった。
したがって本尊は虚空蔵菩薩である。
※参考資料「西光寺物語」著:松永修治 氏
【 現 在 】
平成29年11月18日に第22世住職里見呂明の晋山式(住職交代式)を執り行った。
晋山式の際、四季を彩る庭園の整備にも力をいれ、春には花の見物客で賑わう。
ご詠歌に力を入れており、西光寺詠歌団「光呂会(こうりょかい)」が各行事で活躍している。
今後、供養や祈祷だけでなく、仏教の原点でもある瞑想についても広めていきたい。
虚空蔵菩薩様の霊現地
元広野の中の大石
ご詠歌団「光呂会」